カプチーノ紹介

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カプチーノ紹介1 1991年式のスズキ・カプチーノです。「平成のABCトリオ。」や「ABC3大軽スポーツ。」等と呼ばれていますが「C」がこのカプチーノの事です。ちなみに「A」はマツダ・AZ−1、「C」はホンダ・ビートの事です。「バブル時代の遺産。」とも呼ばれている位なので今の軽自動車からは考えられないような贅沢な造りになっています。まず1番の特徴は4タイプの形態を楽しめるルーフです。上記写真は「クローズ」の状態です。色々な形態を楽しめるルーフなのにソフトトップではなく、ハードトップを採用していると言うのも珍しいです。デザイン、独特なルーフ形態、降りたくないと思わせるような楽しい走り等、バブルと呼ばれた当時だから出来た車です。


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カプチーノ紹介2 こちらが「Tバールーフ」の状態です。個人的にやはりTバールーフと言えば日産・フェアレディZ(S130)を思い出します。オトナになった(オッサンになった!?)今でも子供の頃に見ていた「西武警察」のイメージが焼き付いて残っていると言う事でしょうか?ある意味1番手軽にオープン気分を味わえる状態だと思います。Tバールーフのメリットは車体剛性をフルオープンやタルガトップに比べて高く保てて、開放感も出せると言うところと、ほぼノーマルルーフ車と同等の設計とデザインで良いのでコストをかけずにバージョンを増やせると言うところでしょう。しかし、これは車体剛性を保つ技術が乏しかった昔の話であり、フルオープンでも充分な車体剛性を出せる現代ではすでに無用の技術とも言えます。それを証明するかのように今では新車でTバールーフを造っている車種はありません・・・


カプチーノ紹介3 こちらが「タルガトップ」の状態です。タルガトップはルーフのみを外した状態を言います。車種的にはポルシェ・911、ダッジ・バイパー、シボレー・コルベット等が有名でしょうか?マニアックな車種で言うとケーニグゼグ・CCX、ブガッティ・ヴェイロン、TVR・タスカン等と車好きでないと車の名前とは解らないような車種があります。ちなみに映画のワイルドスピードに出てきたトヨタ・スープラ(JZA80)もタルガトップでした。「タルガトップ」と言う名前の由来はイタリアで行われていた「タルガフローリオ」と言う名前の耐久レースで5連覇を飾ったポルシェが記念に「タルガ」と名前を付けたグレードを発売したのが最初と言われています。


カプチーノ紹介4 こちらが「フルオープン」の状態です。ルーフが全部無い状態なので開放感は1番です。後方視界を遮るモノが何もないので車線変更や駐車する時はかなり楽です。しかし、速度や車種によっては風の巻き込みが気になる場合もあるかもしれません。また、晴れた日にはメーター類の視認性が悪くなるのでサングラス等が必要になって来ます。直射日光を直接浴びる事になるので暑い季節の渋滞時にはオススメ出来ない仕様です。しかしそう言ったマイナス面がまったく気にならない開放感があるのも事実です。アメリカの西海岸やハワイでのオープン率の高さが納得出来ます。


カプチーノ紹介5
諸元表
・モデル名:スズキ・カプチーノ
・モデルイヤー:1991〜1993年
・全長×全幅×全高:3295mm×1395mm×1185mm
・ホイールベース:2060mm
・トレッド前/後:1210mm/1210mm
・車両重量:700kg
・前軸重/後軸重:360kg/330kg
・最低地上高:130mm
・乗車定員:2名
・エンジン型式:F6A、水冷直列3気筒DOHC12バルブインタークーラーターボ
・駆動方式:FR
・総排気量:657cc
・最大馬力:64ps/6500rpm
・最大トルク:8.7kgm/4000rpm
・ボアストローク:65.0mm×66.4mm
・圧縮比:8.3:1
・燃料供給装置:電子制御燃料噴射
・燃料タンク容量:30リットル
・変速機:5速MT
・最終減速比:5.125
・サスペンション前:ダブルウィッシュボーン
・サスペンション後:ダブルウィッシュボーン
・フロントブレーキ:ベンチレーテッド・ディスク
・リアブレーキ:ディスク
・フロントタイアサイズ:165/65R14
・リアタイヤサイズ:165/65R14
・新車当時の価格:145.8万円(1991年当時)

この諸元表を見てもわかるように、現代の車と比べるととんでもなく小さく、軽いです。パワーは別に特筆するほどではありませんが、この軽い車重のおかげでかなり高レベルな運動性能を誇ります。また、燃費もハイブリッド車にせまる低燃費です。また、ホイールベースが非常に短いのでコーナーでちょっと無理するとすぐにスピンしそうになるので注意が必要です。


カプチーノ紹介6 カプチーノは世界的にも非常に評価が高かったみたいです。スペックや値段はとても普通なのですが、世界に名を馳せる有名人達の愛車にもなっているようです。有名な方を例に挙げるとしたら、バーニー・エクレストン氏、ポール・フレール氏でしょうか?バーニー・エクレストン氏はF1界のドンと呼ばれイギリスの長者番付に載る程の億万長者で推定資産は20億ポンド!超大物の彼がモンテカルロ・ラリーの会場にカプチーノで現れ「私の新しいコレクションだよ。」と言ったそうです。ポール・フレール氏は世界で1番有名なモータージャーナリストです。1992年に自動車雑誌「カーグラフィックス」の30周年イベントのために来日し、菅生サーキットでカプチーノに乗ってかなりのお気に入りになったそうです。「こいつは楽しいオモチャだ!素晴らしい!」とベタ褒めだったそうですが、なぜか自分で乗るのではなく孫娘へのプレゼントと言ってたそうです。あと、マニアの間では有名みたいですが、F1レーサーのラルフ・シューマッハ氏がカプチーノと一緒に映っている写真がネットで出回ったため「オーナーではないか?」との憶測が流れましたが、実際はファンの乗っているカプチーノにサインをしてあげていただけだったとの事らしいです。


カプチーノ紹介7 現代では数少ないロングノーズショートデッキのためフロントマスクは往年のスポーツカーらしいデザインになっています。個人的には近年流行りの縦長のライトではなく、この時代の横長のライトの方が好みです。全体的に丸みを帯びたデザインなので可愛らしい感じがするらしく女性や子供にも大人気です。また、最近にはないデザインのせいか車列の中にいても対向車から発見しやすいらしく、対向車線を走っているカプチーノはほぼ100%の確率でパッシング等で挨拶してくれます。ちなみにカプチーノのボンネットは軽さを重視してアルミ製です。この時代に純正でボンネットにアルミを採用している車は普通車でもそこまで数は多くないと思います。まさに拘りの塊です。


カプチーノ紹介8 スズキの名機と言われたF6Aエンジンです。シリンダーブロックが鋳鉄製で、スズキのL型と呼ばれるなどチューニングのベースとして定評があります。後期型に搭載されたアルミ製のK6Aはチューンしてパワーアップするとブロックが耐えられない等の話も聞きますがチューンしないのならば、タイミングチェーンになっているK6Aの方がメンテナンスは楽等、それぞれ賛否両論あるようです。個人的にはメンテナンスをきちんとしていなければタイミングチェーンだろうとタイミングベルトだろうと、調子悪くなるのは解っているので車種を選ぶ時には別に気にしませんでした。正直、この年式でオープンの車なのでボディを気にした方が後々お金がかからなくて良いかも知れません。


カプチーノ紹介9 必要最低限のモノしかないメーター周りです。走るためにタコメーターが真ん中、右に水温計と燃料計、左にスピードメーターがあります。カプチーノは車内が非常に狭いので2人乗った状態で車内に荷物を置くのはほぼ不可能です。トランクは多少のスペースはありますが、もし2人乗りの状態でフルオープンにしたらトランクは外したルーフだけでいっぱいになってしまうので荷物はほぼ積めないと考えて良いです。走行性能や車重、デザインや多様なボディスタイルの楽しめるカプチーノの唯一の弱点が積載能力と考えて良いでしょう。大げさでも何でもなく本当に荷物を積めるスペースが無いので、購入を検討している方は必ず実車を確認する事をオススメします。


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